based of physical therapist

10年目の理学療法士による考えや日頃の気づきなど

これから理学療法士を目指すあなたへ

 

今回は,これから理学療法士を目指す方への内容です.

 

 

高校卒業をきっかけに,または社会人を経て理学療法士を目指そうとしている方々へ

 

 

今から張り切って目指そうとしているかもしれませんが,僕個人の意見として

 

 

理学療法士を目指すのはやめておいた方がいいです.

 

 

この記事を読んでも,理学療法士になりたいと思った方は本当に適性があると思います.

 

 

ぜひ理学療法士をこれから目指そうとしている方に読み進めて頂きたいです.

 

 

今から3-4年かけて理学療法士を目指すくらいなら,別の大学に行って色々なことを経験し,自分の本当にしたいことを見つけた方がいいです.

 

 

ただ,国立or県立大学を目指している方は一旦別といたします.

 

 

あくまで,専門学校もしくは私立大学を経て理学療法士を目指す方は,特にお勧めできません.

 

 

何故なら,3-4年理学療法士になる勉強をしている間に診療報酬はどんどんと改定されていき理学療法士の肩身は間違いなく狭くなるからです.

 

 

診療報酬に合わせて,給料もなかなか上がりにくい時代になるのではないかと思います.

 

 

更に理学療法士の給料は,他の職種の生涯年収と比較しても少ないです.

 

 

それに加えて,専門学校・私立大学になると学費が半端ではないです.

 

 

少なくとも年間150万は学費でかかります.

 

 

更にそれが4年間ですので,600万ほどかかります.

 

 

そのお金を払うことができるなら,日本の色々なところに行ったり海外に行ったりする様な経験に使った方がいいと思います.

 

 

この様な金銭面を踏まえると今から理学療法士になることはお勧めできません.

 

 

こんなことを書いていると理学療法士協会のお偉いさんに怒られるかもしれませんが...

 

 

現在,理学療法士協会のお偉い方や理学療法士の一部の方々が理学療法士の未来を開拓するために動かれています

 

 

しかし,中々進展がないのが事実です.

 

 

これには政治なども絡んでいるのでなんとも言えない部分はありますが...

 

 

ここまで書くと仕事はお金じゃないでしょうと思われる方もおられますが,もちろんそれもありますが,

 

 

あなたは将来の自分の生活にすらめどが立たない状態で人のために何かできますか?

 

 

おそらく無理ですよね?

 

 

マズローの欲求段階でもまずは自分の生活安全の確保ですよね.

 

 

理学療法士をしていて,生活が脅かされるほど低賃金になることは今のところ考えられませんが..

 

 

しかし,今後前記事でも書きましたが,理学療法士が供給過多になり低賃金に至ってしまうことも十分に考えられます.

 

ms4230.hatenablog.com

 

 

ここまでの記事を読んでも,理学療法士になるんだと言う強い意志を持っている方.

 

 

ぜひ理学療法士になってください.

 

 

そして理学療法士の世界を明るいものにしてください.

 

 

今回はこれから理学療法士を目指す方に向けて書かせていただきました.

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました.