based of physical therapist

10年目の理学療法士による考えや日頃の気づきなど

今の介護業界をぶった切る

 

 

介護業界で働いてる方々

 

 

今働いている現場に違和感はありませんか?

 

 

 

今回は僕の思う介護業界の違和感と介護業界の常識について

 

 

 

介護業界新参者の自分がぶった切っていきます!

 

 

 

介護業界の常識

 

  1.  FAXや電話でのやりとり

  2. 請求の確認も用紙

  3. 国からの通達が用紙や手紙

 

これ以外にもたくさんありますが,今思いついているのでもこれくらいです.

 

 

介護保険の利用前に介護認定がありますが,その判定基準が曖昧

 

 

判定員によって左右されることがある.

 

 

この常識があるため,介護業界は非常に遅れをとっていると言わざるを得ません.

 

 

介護業界への違和感

 

それぞれの常識に対する違和感を解説していきます.

 

 

  1,FAXや電話でのやりとり

 

今時ケアマネと事業所スタッフとのやりとりが,FAXや電話というのは恐ろしいことですよね.

 

 

そもそもFAXなんてほとんどオワコンの時代だと思っています.

 

 

FAXを使うくらいならメールの方が素早く送信できます.

 

 

もっというとインク代の経費削減にも繋がります.

 

 

意外とインク代というのは馬鹿にならない額がかかっています.

 

 

更に,やりとりが電話がメインです.

 

 

早急な連絡をする場合には電話の方が良いと思いますが,実際にはメールの方が早いです.

 

 

更に事業所のスタッフもケアマネージャーも外に出ていることがあります.

 

 

電話がつながらない時には,折り返し電話をしなければいけません.

 

 

そうなると圧倒的にメールの方が早く伝わります.

 

 

メールでやりとりをしているところもあるかもしれませんが,僕の知っている範囲では,ほとんどがFAXや電話です.

 

 

 2,請求の確認が用紙

 

先ほどの内容にも重なりますが,請求のやり取りも用紙での確認です.

 

 

実施単位の調整も用紙で行っています.

 

 

これは本当に無駄しかないと思っています.

 

 

一度用紙を印刷する→確認する→用紙に記入→FAXを送る

 

 

無駄な手間が多すぎる.

 

しかもFAXも相手が受け取ってくれる体勢でなかった場合は再度送り直しという意味のわからない状態です.

 

 

今の介護業界は紙媒体が多すぎる.

 


 3,国からの通達が手紙

 

 

ここまでくるともう天晴というしかないですよね.

 

 

国から送られてくる確認書類も紙媒体です.

 

 

このご時世に.

 

 

もはやこうなると介護業界が遅れているのは国のせいというしかないでしょう.

 

 

せめて,メールや厚生労働省のHPからの確認でもいいような気がします.

 

 

しかし,それが中々進まないのが現実です.

 

 

僕は介護業界に来て8ヶ月程度です.

 

 

しかし,遅れていると感じることがたくさん出てきます.

 

 

介護業界の不安

 

これまでの内容を踏まえて,介護業界はこれが常識となり,蔓延しているのが恐ろしくてたまりません.

 

 

上司に推進を提案しても,これが介護業界だから仕方ない.

 

 

ケアマネージャーがそうだから仕方ない.

 

 

もはや利用者の状態報告なんてLINEでもいいんじゃないかと思っています.

 

 

ケアマネージャーは40〜50代の方が多いですが,今時その年代でもスマホくらいは使っているでしょう.

 

 

僕の働く施設を利用している80代の方でもiPhoneを使っている人はいます.

 

 

もはやその人たちの休みの連絡等もLINEでいいのじゃないかと思っています.

 

 

少し話がそれますが,そういった新しい機器の活用やそういった機材での情報収集を行っている人ほど,社会参加や自立度は高いととも言われています.

 

 

介護業界は〇〇だというような

 

 

当たり前を当たり前として受け入れないこと.

 

 

その環境に馴染んだ瞬間に介護業界は終わりだと思っています.

 

 

これからの若い人たちに介護業界にきて欲しいと思っているのであれば,そういった部分をどうにかして変えていくしかないと思っています.

 

 

僕個人の意見としては,介護業界はこの上なく環境から遅れています.

 

 

ダーウィンは長く生きることができるのは『強い種』ではなく『適合できる種』といっていました

 

 

これから介護業界が時代の流れに適合できる種になるように願っています