会社のために働くな!!
皆さん仕事は何のためにしていますか?
仕事することが当たり前になっていますが,何のために仕事をするのでしょうか?
今回は仕事についてや,会社の在り方についてです.
過去に色々な人に何のために働くのかと聞いてみました.
大半の人の答えは『生活のため』でした.
個人の価値観もあると思いますが,その考えでは,仕事はしんどいものになってしまいます.
その点も説明していきます.
仕事の起源
もともと仕事いうのは,「狩猟採集・農耕牧畜」などでした.
この時代では食べるために働いていたのです.
つまりは生活のためになります.
狩猟採集の時代に仕事が生活のためになるのは理解できます.
更に当時は現代と異なり,仕事の時間が終われば余暇活動の時間が多々あったそうです.
現代においては,衣・食・住に対してお金をかかることはほとんどないと思います.
それは生活にかかるコストが当時と比較して圧倒的に掛からなくなったためです.
働くと言う言葉は『傍を楽にさせる』と言う言葉の起源からもきているそうです.
つまり,仕事は誰かのために行うことが起源になっているとも考えられます.
仕事の変貌
先ほども書きましたが,仕事すなわち働くと言うことは
誰かのためになることが仕事なのです.
じゃあYouTuberとかはどうなのかと言うと
個人的には,YouTuberも誰かのためになっていると思います.
何の後ろ盾もない個人が,自分にはできないことを表現してくれる.
そして,それをみた人たちが楽しむことができると言う意味では,人のためになっていると思います.
仕事のあり方というのは常に変化していると思います.
生活のため
↓
会社や国のため
↓
自身の表現のため←今ここ
現在の仕事の定義は,傍を楽にさせるためというよりも自己表現のためだと思います.
インターネットの登場で,自分のできることやしたいことして世界中の共感してくれる人と繋がることが可能になった時代です.
自分にはこれができるということに取り組み,それをSNSやインターネットを通してアピールすることが仕事になると思います.
会社の立ち位置
仕事の変貌に伴い,会社の立ち位置や在り方に際しても変化が起きてきています.
これまで会社というものは働くためには必須で,会社に属していないと信用のない人間となっていました.
更には,戦後の復興のために,会社のために働くこと,それがひいては自分のためになる時代ではありました.
しかし,バブル崩壊後には会社自体が信用を失いつつあり,個人がどのような人間であるのかを表明できるかどうかが重要になってきつつあります.
と言う言葉がありました.
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会社のために働くと言うことは実態のないものに対して働くと言うことになります.
この言葉や時代の流れから,会社の定義も変わりつつあると思っています.
会社は自分の表現の場のために使うこと.
会社の理念に共感して,理想の世界を作ることに取り組む
会社の肩書を活用して,その中で自分がしたいことのために会社を使うと言うことです.
会社を自己表現のための保険に使うイメージですね.
今はある程度の職では人が足りていません.
更には,副業を許可しているところが多いです.
この時代の流れを活用して,自分のしたいことや好きなことをやっていきましょう!!
最後に仕事は会社のためではなく,自分のためにするように心がけることで,仕事に対するやりがいは大きく変わってくると思います.