based of physical therapist

10年目の理学療法士による考えや日頃の気づきなど

本当に手術は必要か?

 

今回は手術の必要性についてです.

 

 

 

 医者の手術しましょうを信じてはいけない

 

皆さんは病院に行って手術を勧められたことはありますか?

 

 

皆さんに取ってお医者さんとは頼るべき人ですよね?

 

 

その立場の医者から手術を勧められた場合には,もうそれしかないんだと思ってしまいますよね.

 

 

ここで,すぐに切り替えられる人は別の病院にて診察を受けに行く人もいます.

 

 

これをセカンドオピニオンと言います.

 

 

整形外科の外来で働いていた理学療法士視点から,本当に手術が必要な割合は

 

 

50%くらいです.

(ただし整形外科分野に限ります.)

 

 

この数値が多いと取るか少ないと取るかは皆さんにお任せします.

 

 

では,何故医者は手術をしたがるのか?

 

 

  

なぜ医者は手術をしたがる?

 

お医者さんができることとしては,診断と処置がほとんどです.

 

 

そのため,根治的な治療の方法としては手術しかないのです.

 

 

レントゲンやMRIを撮って病気の診断をして,薬や注射の処置を行います.

 

 

その処置で変わらなかった場合に,医者にできることとしては手術しか残されていないのです.

 

 

 

その他の理由として

 

 

手術をすれば病院は儲かります(笑)

 

 

診察をするよりも,手術をしたほうが入院費用等を合わせて病院は儲かります.

 

 

しかし,こればっかりは本当に手術が必要なのかどうかは自分では,わからないことがほとんどですよね.

 

 

ですので,最終的にはお医者さんに頼るしかないのが現実です.

 

 

少しでも手術をする可能性を下げる方法についてです. 

 

 

手術を回避する方法

 

 

先ほども書きましたが50%程度の方は,手術を避けることが可能だと信じています.

(整形外科疾患に限ります)

 

 

1人でも多くの方が手術を避ける方法としては,

 

 

・評判の良い病院に行くこと.

 

・リハビリがある病院に行くこと

 

 

この2点に尽きると思います.

 

 

1点目の評判の良い病院には評判の良いなりの理由があります.

 

 

それが,的確な診断をしてくれることや,本当に手術が必要な場合を見抜いてくれるなどです.

 

 

2点目のリハビリがある病院に行くということは,

 

 

その病院の医者は,自分で行う診断・処置に加えて,リハビリによる治療を提案してくれるからです.

 

 

このリハビリによる治療を挟むだけで,手術までにワンクッション挟むことになります.

 

 

それだけでなく,リハビリを行うことで本当に多くの方がよくなると自負しております.

 

 

 

手術の件数を多くしている病院では,手術をするというわけではありません.

 

 

手術の件数を多くしている病院にはそれ相応の理由があります.

 

 

例えば

・手術をしたい人たちが,少しでも腕のいい先生にしてもらうために集まる

・他の病院と比較して,受診している患者さんの数が圧倒的に違う

・手術と言われて他の病院からセカンドオピニオンとして流れてくる

 

 

こう言った理由があります.

 

 

手術が必要かどうか自分で見極めることは非常に難しいですが,

 

 

良い先生に当たれば,手術を避けることは可能でもあると思います.

 

 

もちろんその人の状態によっては違うのでなんとも言えませんが.

 

 

 

今回は本当に手術は必要か?

手術を避ける方法についてでした.

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました.