理学療法士になって良かったこと
今まで理学療法士の未来など少し暗い点にフォーカスしておりました.
今回は理学療法士になって良かったことを書かせていただきます.
理学療法士になって良かったと思ったことは以下のことです
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身体のことに詳しくなる
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論理的思考が身に付く
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とても人に感謝される
などなど,他にも数え切れないほど良かった点はありますが,今回は上記3点について書かせていただきます.
1,身体のことに詳しくなる
当たり前ですが,身体のことを死ぬほど勉強するために一般の方よりも身体のことに詳しくなります.
そのため,筋トレをしても効果は出やすいですし,怪我をした時に何が原因で怪我をしたかなど,日常で役に立つ様なスキルがいつの間にか身についています.
また,少し身体の状態を評価させてもらっただけで,こんなトレーニングをすればいいだとかストレッチをすると怪我をしにくくなると言ったことがわかる様になります.
僕は健康でいることが何より重要だと思っています.
その健康を維持するスキルが他の職種と比較しても圧倒的に優れているのではないかと思います.
2,論理的思考が身につく
理学療法をする上で,必須となるのが痛みの原因を明らかにすることです.
その方法として,様々な評価を掛け合わせて原因を絞り込む考えが必要です.
その考え方こそが論理的思考なのです.
更には,日頃から教科書や論文を読んだりしているので,論理的な思考が知らぬ間に身につきやすいのです.
理学療法士の人と関わる時に少し気をつけた方がいい点としては,理学療法士の方は普段話をする時も癖で論理的に話をすることがあります.
そのため感覚で話をする人はたまにしんどく感じることがあるかもしれません.
また理学療法士のデメリットとしては,エビデンス(証拠や裏付け)を求めてしまうことですね...
くだらない話をしていても,その根拠を求めてしまいがちなのです.
しかし,普通の会社員でもなかなか身に付きにくいスキルである論理的思考が治療を行う上で必然的についてくるのです.
3,人に感謝される
これは至ってシンプルです.
理学療法士は身体で困っている人に対して理学療法を提供します.
そして,その問題を解決していきますのでとても人から感謝されます.
僕の働いていた病院は,整形外科単科でしたので手術した後の患者さんは確実に良くなります.
そのため,より患者さんから感謝され,患者さんの状態も目に見えて良くなっていくので理学療法士の達成感も得やすいのです.
理学療法士になっている人は,多くの人達が自分が怪我した経験や身内が理学療法士にお世話になっていた人たちがほとんどでした.
そのため,すごく人のために何かをしたいという思いが強いのです.
それほど強い思いで仕事をすれば,もしかしたら他の仕事でも感謝はされるのかもしれませんね.
以上,僕が思う理学療法士になって良かった点です.
理学療法士の将来は客観的に見ると暗いかもしれません.
しかし,理学療法士は非常にやりがいのある仕事です.
これから理学療法士を目指そうとしている人には,ぜひ熱い思いを持って理学療法士を目指してほしいと思います.
今回は理学療法士になって良かった点についてざっくりと書かせていただきました.
最後までお読みいただきありがとうございました.